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【News】軍病院にマラリア患者

トリプラー陸軍医療センターは16日、マラリア患者が入院しその後退院したと発表しました。

この患者は米国外への観光旅行後にマラリアの症状を発症したとのことで、ハワイ州保健局に報告されました。

保健局によれば、マラリアは特定の種類の蚊(ハワイにはいないアノフェレス蚊)に寄生する寄生虫によって引き起こされる深刻な病気で、症状としては、発熱、悪寒、背中の痛み、頭痛などがあり、通常刺されてから7~21日後に発症します。ただマラリアは蚊を介して感染し、人から人への接触で広がることはないため、公衆衛生や安全に対する当面の懸念はないということです。

アメリカ国内におけるマラリアのリスクは非常に低く、ほとんどの症例はアジア、アフリカ、中南米の、マラリアが蔓延している地域に旅行した人です。ハワイにはアノフェレス蚊は生息していないため、州保健局もハワイにおけるマラリアのリスクは低いと考えています。