【News】山火事対策の偽情報に注意!

マウイ島の山火事のあと、SNSなどでは、火災の被害を拡大させないために、所有地の木を切るよう促す偽の情報が拡散しています。

ハワイ州当局は、「誤った情報に注意して欲しい」と呼びかけています。

ハワイ州土地天然資源局によりますと、マウイ島の山火事のあと、SNSなどでは、火事が広がるのを防ぐため、所有地などの木を切るよう促す偽の情報が拡散されているということです。

しかし、土地天然資源局は「枯れ草や乾燥した草は、取り除いて欲しい」と呼びかけているが、木を切るよう促すことはしていないとしています。

また、ハワイ島のラハイナ・トレスケープ・リストレーション・プロジェクトの関係者は、「山火事の被害で人々は敏感になっているが、木が住宅を燃やしたわけではない。木を伐採するのは、実際には害になる」と話しています。

当局などによりますと、ラハイナの山火事では、およそ2万本の木が燃えたと推定されるということです。