【News】ハワイ大学学長 来年末に辞任表明

UH President David Lassner to retire at end of 2024

ハワイ大学のデービッド・ラスナー学長(69歳)が、来年末で辞任する考えを表明しました。

当局は、直ちに、後任候補の選考を進める方針です。

ラスナー学長は、2013年7月、15代目のハワイ大学学長に暫定就任し、翌年の2014年7月に学長に正式に就任。

およそ10年にわたってハワイ大学の学長を務めています。

ハワイ大学システムには、大学とコミュニティーカレッジ、合わせて10のキャンパスがあり、ラスナー学長は、コロナ過での学生の健康や学習、大学の財政状況などに配慮した対策を進めるなど、そのかじ取りが評価されました。

ハワイ大学理事会に送付したメールの中で、「学長就任時は、多くの困難があったが、現在、教育や財政、組織的にも強固なものとなっている。この10年で成し遂げたことを誇りに思う」と述べました。

その上で、「もちろん、改善すべき点は多いが、次の指導者が実行に移せると確信している。計画的に、次のリーダーにバトンタッチする準備をする」として、来年末で辞任する意向を明らかにしました。