【News】飲酒運転の基準値を引き下げか?
飲酒運転に反対する母親の会(Mothers Against Drunk Driving)MADD は16日、飲酒運転がもたらす影響についてと、意識啓蒙のために、カカアコ・ウォーターフロント・パークで恒例のウォーキング・イベントを開催しました。
開会式では、ジョシュ・グリーン州知事と夫人がスピーチしたあと、2021年に飲酒運転で事故にあったMADDの全米創設者テス・ローランド氏が行動を呼びかけました。「アメリカでは毎年10,000人が飲酒運転によって命を落としています。ハワイでは約40人が亡くなっています。これは誰にでも起こりうることです。私たちはそれを食い止めなければなりません、政策によってこの数字を減らすことができればと思います」と訴えました。
グリーン州知事は、飲酒運転の血中アルコール濃度の基準値を0.8から0.5に引き下げることを支持しています。
ローランド氏は、自分があった事故が人生を変え、飲酒運転に対する見方が変わったと述べ、病室でget bitter か betterかの選択を迫られた時、私は「つらい」より better=「良くなる」ことを選んだのです。飲酒運転の犠牲者が出ない世界を作りたかったのです。飲酒運転は事故ではなく、間違いでもなく、選択であり、100%防ぐことができます」と強調しました。
MADDは、飲酒運転による死亡率を50%削減し、90万人の被害者を救済してきたということです。MADDは全米に複数の組織を持っています。そしてハワイ州がアルコール濃度の基準値を引き下げる政策を実施することを期待しています。