【News】Safe & Sound ワイキキでの犯罪減少

ワイキキの犯罪撲滅のための取り組み「セーフ・アンド・サウンド 」が始まって1年、ホノルル市の関係当局は犯罪が減少したと発表しました。

ホノルル市のスティーブ・アルム検事は5日の記者会見で、セーフ・アンド・サウンドは、この取り組みが始まる前と比べると、ほとんどの種類の犯罪で減少傾向が見られると述べ、「皆が協力してくれているおかげです。これを継続しなければなりません」と強調しました。

犯罪を繰り返す再犯者、特に窃盗犯をターゲットにして、地域の安全性を向上させようとする取り組みから1年となります。

ホノルル警察のブレイク・アリタ氏は、2022年9月1日から2023年8月1日の間の主要犯罪が前年と比較して「劇的に減少」していると指摘しました。

種類別にいうと暴行事件4％、 強盗事件31％、 器物損壊28％、 窃盗全体では6％の減少です。一方で治安や風紀を乱す「治安紊乱行為」の件数が37％増加しましたが、これは警官が治安紊乱者の逮捕や大音量による苦情に積極的に対処したためであると話しています。

リック・ブランジアーディ・ホノルル市長は火曜日の記者会見で、この成果は素晴らしいとしながらもこれは始まりに過ぎないと述べました。

また指導者達は、ゴールは「精神疾患」（メンタルイルネス）だと述べ、"Safe and Sound “の “Sound “　(十分に、安定している)　部分に焦点を当てていくことだと話しました。