【News】５年以内にハワイを再訪したい人の割合が減少

ハワイを訪れる人の満足度は全体的に高いものの、最新の調査によると、北米から訪れた人が今後5年以内に戻ってくる可能性は低いことがわかりました。

 

最新の「観光客満足度・アクティビティ調査」で、アメリカ西部、東部、カナダからの観光客が「今後5年間にもう一度訪れる可能性はあまりない」と答えた理由のトップは「旅行費用の高さ」でした。

 

この調査はハワイ州ビジネス・経済開発・観光局が1月12日から4月11日までのデータに基づきアンソロジー・リサーチ社に依頼したもので、アメリカ、カナダ、オセアニア、韓国、中国、日本からの訪問者4,742人を対象に調査を実施しました。

すべての地域からの訪問者の60％以上が、今後5年間にハワイにもう一度訪れる可能性が非常に高いと回答しましたが、ハワイを訪れる人が最も多いアメリカ西部からの訪問者のうち、今後5年間に再訪する可能性が非常に高いと回答した割合は、2022年第1四半期の調査結果より1％ポイント低下し、81.2％となりました。2016年以降もう一度訪れる可能性が非常に高いと回答した割合は最も低くなりました。

アメリカ東部からの訪問者のうち65.2％が、今後5年間にハワイに戻る可能性が非常に高いと回答しましたがこの割合は2022年第1四半期の66.6％から1.4ポイント減少し、2020年第1四半期以降、戻る人の割合が最も低くなりました。またパンデミック以降、ハワイの海外市場としてトップだったカナダからの訪問者は大きな落ち込みを見せ、今後5年間に再訪する可能性が高いと答えた割合は66.4％に低下し、2022年の第1四半期から8.3％ポイント低下しています。

尚、日本、オセアニア、韓国、中国については同様の比較は行われていません。