【News】アラスカ釣り船事故

日曜日にアラスカ沖で釣り用チャーターボートが沈没し、ハワイ在住の夫妻が死亡、

他3人が行方不明となりました。

アラスカ州警察によると、死亡した2人はワイパフに住むモーリー・アグカオイリ(Agcaoili)さん57才とその妻のダニエル・アグカオイリさん53才です。

夫妻は、ダニエルさんの妹のブランディ・チャウさんとパートナーのロバート・ソリスさんと一緒にボートに乗っていました。その2人と船長のモーガン・ロビドーさんは行方不明のままとなっています。

米国沿岸警備隊によると、日曜日の夜、キングフィッシャー・チャーターズ社から

5人を乗せた30フィートのアルミ製チャーターボートが日帰りフィッシングから戻ってこないと通報が入り捜索が開始されたということです。上空からと船での捜索が行われ、沿岸警備隊はシトカの西約10マイルにあるロー島沖で、チャーターボートの一部が水没しているのを発見しました。また、同じ場所でモーリーさんの遺体も発見されました。ダニエルさんの遺体もその後引き上げられました。

沿岸警備隊は、20時間以上にわたって合計約825平方マイルを捜索しましたが行方不明者の捜索は、月曜日の午後9時30分頃に打ち切られました。

沿岸警備隊の広報担当者によると、出航当日のうねりは6~11フィートと通常より荒かったということです。アラスカの天候は予測不可能で、日曜日に注意報は出ておらず、出航は船長の判断で行われました。

キングフィッシャー・チャーターズ社は声明で、「アワキン(Awakin)号のお客様と船長を失い、大きなショックを受けている。我々は原因究明のため沿岸警備隊の調査に全面的に協力しています」と述べています。