【News】ハワイアンモンクシール「プアラニ」移動

Monk seal Pualani relocates after weaning from mother

オアフ島ワイキキのカイマナビーチで誕生したハワイアン・モンク・アザラシのメスの赤ちゃんが、別のビーチに移されました。

ハワイアン・モンクア・ザラシの赤ちゃんは、先月14日、ワイキキのカイマナビーチで誕生し、名前は、天国の花という意味の「プアラニ」に決まりました。

ハワイ州当局は、カイマナビーチの海岸に境界線を設置して子育てエリアを作り、母親の「カイヴィ」の育児と、「プアラニ」の成長を見守っていました。

州当局によりますと、誕生から6週間、「カイヴィ」の子育てが終了したとして、29日夜、州の職員や専門からが、「プアラニ」を、カイマナビーチから別のビーチに移したということです。

「プアラニ」が移されたビーチについては、発表されていません。

カイマナビーチに設置されていた境界線は撤去され、きのう朝から、住民や観光客などの利用が出来るようになりました。

ハワイアン・モンク・アザラシは、ハワイ諸島海域に生息するハワイ固有種で、確認されている個体数は、1600頭以下といわれ、絶滅危惧種にも指定されています。