Slider

【News】レッドヒルの水道水汚染問題 現役軍人3人が提訴

Active-duty service members file suit over illness from fuel-tainted water 

オアフ島のレッドヒルの水道システムの汚染問題で、アメリカ軍の現役軍人ら3人が水を摂取したことで健康に被害を受けたとして、連邦政府を相手取り訴訟を起こしたことが明らかになりました。

現役軍人は、通常政府に対し業務上の損害請求を行うことはできません。

しかし、軍人らの弁護側は、「軍人らは、業務中以外に自宅で汚染水を摂取したことで健康被害を受けた」として、損害賠償を求めることができないという規則には当てはまらないと主張しています。

訴えを起こしたのは、海軍少尉の男性と陸軍大佐の女性、それに陸軍少佐の女性の合わせて3人です。

弁護側によりますと、「3人は、それぞれ自宅で汚染水を摂取したことで健康に影響を受けた。また、3人の家族らも汚染水を飲んだりシャワーを浴びたりするなどして健康被害を発症した」などと訴えています。

海軍の レッドヒルの汚染水問題を巡っては、これまで、アメリカ軍の家族や民間人100人余りが政府を相手取り申し立てを行っていますが、連邦裁判所は提訴を保留しています。