Slider

【News】ハワイ失業率上方修正

2022年末のハワイの失業率は、以前報告された数値よりも高かったことがわかりました。アメリカ労働統計局によって上方修正され、2022年の最後の4ヶ月の失業率は、12月の季節調整済み失業率は3.2%から3.7%と0.5ポイント上昇したものです。

州ビジネス・経済開発・観光局が金曜日に発表したデータによると、1月の失業率3.6%は実際には前月から改善されたことになります。しかし、9月、10月、11月、と12月は、以前の報告よりも悪くなっていて、9月の失業率は3.5%から3.7%、

10月は3.3%から3.7%へ、11月は3.3%から3.7%に修正されています。

“チーフエコノミストのユージン・ティアン氏は、「修正されたデータで、2022年の第4四半期のハワイ失業率は事前予想よりも高く、またアメリカ全土の平均よりも高いことが示されました。これは主に労働力の増加によるものです。」と説明しました。

ティアン氏によると、第4四半期に労働力に加わる人が増えたものの、雇用者数が横ばいだったため、失業者のグループに入る人が増え、失業率が上昇したと述べています。その上で、ティアン氏は今年の失業率は回復すると予測していて、"ハワイの失業率は、経済の回復が続く2023年には改善されるでしょう。"と述べています。

ハワイの失業率の過去最高は、パンデミックの始まった2020年4月の18.8%で

過去最低は、2019年12月の1.6%でした。