【News】コンクリート詰め殺人から1年
A year after his murder, loved ones of Gary Ruby await trial for his alleged killer
オアフ島のハワイロアリッジの住宅で、この家に住む70代の男性の遺体がコンクリート詰めの状態で見つかった事件から、7日で1年となりました。
事件の裁判は5月に始まる予定です。
去年3月7日、オアフ島のハワイ・ロア・リッジの住宅で、この家に住むゲイリー・ルビーさん(73歳)の遺体がバスタブでコンクリート詰めにされた状態で見つかりました。
この事件では、ルビーさんの交際相手だったファン・バロン被告が逃亡先のカリフォルニア州で逮捕され、その後、当局に殺人の罪などで起訴されました。
バロン被告の弁護側が検察側に対し証拠の開示を求めたため、裁判は、これまで数回にわたって延期されています。
ハワイ州検察局の元検察官、ダグ・チン弁護士は取材に対し、「殺人が罪状の場合、ハワイでは裁判が延期されることは珍しくない」としたうえで、「裁判が延期されたことで、証人が証言内容を忘れないように、また、被害者の家族が不利益を被らないように、そして、被告が公正な裁判を受けることができるように、裁判官はバランスを取ることが重要だ」と、述べました。
バロン被告の裁判は5月に始まる予定です。