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【News】訃報•真珠湾攻撃生存者ジャック・ホルダー氏 

真珠湾攻撃の生存者で、海軍の飛行技師でもあったジャック・ホルダー氏が亡くなりました。101才でした。

ホルダー氏は、叔父がクロップダスター(農業用の飛行機)に乗っているのを見て空を飛ぶことを夢見たといいます。

友人のダリーン・トライオン(Darlene Tryon)氏によると、ホルダー氏は、アリゾナ州のChandler Regional Medical Centerで亡くなったということです。

真珠湾攻撃の時、ホルダー氏は19歳で、銃撃を避けるために溝に飛び込み、辛うじて助かりました。のちに当時を回想し「最も鮮明に覚えているのは、"神様、この溝で私を死なせないでください “ということだった」と話しています。

戦争が始まると、ホルダー氏は太平洋の主要な戦闘に参加し、100以上の任務をこなしました。B-24の飛行技師として、ヨーロッパ戦線でも活躍しました。

友人のトライオン氏はフェイスブックの投稿の中で、「ジャックは他の多くの第二次世界大戦の生存者と同様、戦後、自分の任務について多くを語らず、25年間、企業や商業用航空機の仕事をしていました」と述べています。

ホルダー氏は、プロゴルファーの経歴もあったそうです。

引退後はパールハーバーの事や、多くの人々の犠牲を伝えていく手助けをしたいと思うようになり、真珠湾の記念式典、博物館、学校、その他、各地のイベントに出席しました。昨年12月には、パールハーバーでの81回目の記念式典にも参加していました。