【News】ハワイ島のマナゴホテルが米クラッシク賞受賞
ジェームズ・ビアード財団は、名誉あるAmerica’s Classics Award(アメリカズ・クラシック賞)の今年の受賞者に、ハワイ島のホテル&レストラン「マナゴ・ホテル」を選出しました。
この賞は、時代を超えた魅力を持ち、地域の特色を反映した質の高い料理で地域に愛される地元経営のレストランを称える賞で、1998年にこの部門が導入されて以来、全米で100以上のレストランが受賞しています。
ハワイ島のキャプテンクックにあるマナゴホテルには、1917年に開店したハワイで最も古い歴史を持つレストランがあります。
マナゴホテルは、福岡から移住してきた真砂金蔵(まなごきんぞう)さんと、ピクチャーブライド(写真花嫁)のオサメさんが始めたホテルです。当初は自宅でうどん、パン、ジャム、コーヒーなどを販売し、その後、旅行者向けに簡易ベッドを設置しました。第二次世界大戦中は、陸軍が兵士の食事をマナゴホテルに委託していたということです。
現在、このマナゴホテルは「清潔で、シンプルで、手頃な価格のホテル」です。
レストランは1940年代からほとんど変わらず、バターフィッシュ、ポークチョップ、ハンバーガーステーキ、ツナサンド、BLTなど、ハワイで欠かせない人気メニューを提供しています。この変わらない料理へのこだわりが、人々を惹きつけてやまず、Yelpのコメントには「ポークチョップは口の中でとろける」とか「オールドスクール・ハワイ 」(なつかしい学生時代の味)と書いている人もいます。
4代目オーナーのブリトニー&タリン・マナゴ姉妹が、現在このホテルとレストランを引き継いで経営しています。オーナーたちはソーシャルメディア上で、ジェームズ・ビアード財団とキャピタル・ワンに選ばれた栄誉に喜びと謝意を表しました。またManago HotelのFacebookページには、「私たちの素晴らしいスタッフ、家族、そしてコミュニティのサポートがなければ、決して成し遂げられなかったことです" と伝えています。