【News】下水処理贈収賄事件で懲役10年

Former Maui official sentenced for ‘outrageous’ role in state’s largest-ever bribery scheme

マウイ郡の汚水処理を巡る贈収賄事件で、収賄の罪に問われた下水道管理局の元局長に対し、連邦裁判所は、８日、懲役１０年の刑を言い渡しました。

マウイ郡下水管理局の元局長、スチュワート・スタント被告は、2012年から2018年までのおよそ６年間にわたり、「H２Oプロセスシステム」のオーナー、ミルトン・チョイ被告から合わせて200万ドルの賄賂を受け取り、190万ドルの汚染書類に関する契約を結んだなどとして、収賄の罪で連邦検察局に起訴されました。

連邦検察当局によりますと、スタント被告は、受け取った金を、ラスベガスへの旅行代金や、ホステスバーでの遊興費、住宅ローンの支払いなどに充てていたということです。

スタント被告は、起訴内容を認めていていました。

連邦裁判所のワトソン裁判官は、「被告は、宝くじに当たったように、王様のように金を使った」などと指摘し、１０年の懲役を言い渡し、そのほか、3 年間の監視下での釈放と190 万ドルの追徴金の支払いを命じました。