【News】ホノルル市高架鉄道カリヒ周辺で設備工事 一部運行開始は来年3月から4月見込み
HART: Portion of rail on track to open in 2023, but construction ongoing in Kalihi
建設工事が難航し開業が遅れているHART =ホノルル市高架鉄道は、来年の3月から4月ごろに一部の区間で運行が始まる予定です。
HARTのロリ・カヒキナCEO兼エグゼクティブディレクターによりますと、来年の3月から4月ごろ、東カポレイ駅からアロハス タジアム駅までの運行を始める予定で、現在、カリヒ周辺で工事を行っています。
カヒキナ氏は、ハワイ・ニュース・ナウの取材に対し、「試運転の段階で通信ソフトの問題が発生したが、車両の製作などを委託している日立の専門家らが問題を解決した。プロジェクトはタイムラインに沿って順調に進んでいる」と、強調しました。
当局は、ことし秋、計画を前倒してカリヒのデリンガムブルーバードに沿って、総額およそ5億ドルの大規模な設備工事を開始しました。
2026年の早い時期に工事を完了させたいとしています。カメハメハハイウェイとラウマカストリートから、ディリンガムブルバードとカーヴィストリートにかけて、送電線の埋設工事や下水道工事、水道菅工事、信号機の移転工事、道路の改良工事など大規模な設備工事が進められています。