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【News】公務員に2日間の特別有給休暇

ハワイ州のグリーン知事は12月9日に、部局長と職員へ、フルタイムの給与所得者である州の職員全員に16時間(2日間)の特別休暇(有給休暇)を与えると発表しました。「公務員の忠実な仕事に敬意を表し、ホリデーシーズンに合わせて、フルタイムの給与所得者全員に16時間の行政休暇を与える」と発表したものです。

しかしこの2日間の有給休暇に関して、ハワイの12,600人の公立学校の教師は、すでに学校の冬休み期間中であるためその恩恵は不透明となっていて、教師が2日間のボーナス休暇を受け取れるのか、それとも別の時期に2日間の休暇を取ることが許されるのかまだ不明です。知事室は州教育局に判断を委ね(ゆだね)ましたが、教育局の広報担当者とハワイ州教職員組合のオサ・トゥイ・ジュニア会長は、結論には至っていないと話しています。

発表では、"職務を免除できる職員には、12月23日と30日に丸1日の行政休暇を与えるものとする"とされているため、行政の機能に支障をきたさない数千人の州職員は、クリスマスと元旦を含む4日間の週末を楽しむことができるようになります。

23日か30日に出勤しなければならない職員、あるいはその日にすでに有給休暇をとっている職員には時間外勤務の権利はありませんが、2月28日までの2日間の代替休暇が与えられるということです。

しかし、この時期がすでに休暇とされている教師にとってはどのようなメリットがあるのかは不明で、教師を代表する組合が説明を求めると発表しています。

今年の公立学校の冬休みは12月19日から1月2日までで、教師は1月3日に、生徒は1月4日に学校に戻ります。