【News】ハワイ諸島は寒冷前線に覆われ悪天候

ナショナルウエザーサービスは、20日火曜日にかけてハワイで強力な寒冷前線が張り出し、大きな被害をもたらす可能性があると警告し、「停電に備えること、木の枝やゴミ箱、クリスマスの飾りなど、飛ばされる可能性のある屋外の物を固定するようアドバイスしています。

ハワイ州緊急事態管理局(HIEMA)のルーク・メイヤーズ管理官は、「屋根の上や庭に出て、風に備え適切に固定されているか確認しましょう」と述べました。

18日は一晩中、ハワイアン・エレクトリック社が複数の停電に対応しました。一時はウィンドワードコースト沿いで少なくとも1万3000世帯が停電しま

また、強風のため、電線が切れたり、木が道路をふさいだ所もありました。雷雨により洪水が発生する地域もあるため、排水路や道路を確認し十分注意してください。

市の危機管理局では、複数の機関が連携して対応するセンターの一部を始動させました。必要な場合は緊急および生命安全活動を支援するために対応できるよう準備しています。

当局は、住民に緊急計画を立て、急いで避難する必要がある場合に備えて、食料を入れた「ゴーキット」を用意するよう促しています。

尚、緊急事態管理局HIEMAでは、悪天候の際に役立つ情報を提供しています。

以下はアドバイスです。

– 信頼できる緊急情報に耳を傾けましょう。

– 車や徒歩で流れの速い川を渡らないようにして下さい。

– 落下している電線には近づかないようにしましょう。

– 洪水などより、自宅、職場、その他の場所に留まることが危険な場合に備え計画を立てておく事、避難経路、家族がバラバラになった場合の集合場所、地域の通信システムが故障した場合に連絡できる別の地域の連絡先などを確認しておきましょう。

– 食料、水、懐中電灯、バッテリー式またはクランク式のラジオなど、急いで避難しなければならないときに必要なものを「ゴーキット」に詰めておきましょう。

HI-EMAの「Know Your Hazards」マップでは、さまざまな危険に関するデータを確認することができます。