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【News】山火事被害の農家らハワイ島パーカー牧場を訴える

‘Everything is dead:’ Suit claims Parker Ranch was responsible for massive 2021 wildfire

ハワイ島の農家や牧畜業者ら14人が、昨年の山火事で緑豊かな牧草地や農場が
焼け野原になったことに関し、パーカー牧場を訴えています。

この山火事は2021年7月に発生、

40,000エーカー以上の土地を消失するハワイで過去最大級の山火事となりました。

火事で被害を受けたジョシュア・キヘさんは、

「私は所有するものをすべて失いました。家も車も家財もすべてを失ったのです」と話しました。

また被害者のひとり、ジェイソン・マトスさんの青々とした牧草地も焼き尽くされました。

記者会見でマトスさんは涙ながらに

「私たちは収入を失い、家族の伝統も、あらゆる物を失ったのです」と訴えました。

ハワイ郡消防局によると、山火事の原因は、

パーカー牧場の柵を作っていた業者によるもので、

この業者は金属製の柱を切断する際に火花を出し、

20フィート四方を燃やし、乾燥した強風の中、あっという間に燃え広がったということです。

訴訟では、パーカーランチ社が近隣の土地への延焼を防ぐための

適切な措置をとらなかったと主張しています。

弁護士は、パーカーランチとその請負業者は、

法律で義務づけられている充分な消火用水を持っていなかった、

また土地のオーナーは延焼をくい止めるために溝を掘ることもできたはずだが、

そうしなかったと述べています。

弁護団によると、パーカー・ランチが農民たちを緑の牧草地に移転させる場合、

何百万ドルもの費用がかかるということです。

さらに、枯れ地になった土地を修復するには、数千万ドルの費用がかかるということです。

草の根が焼けてしまったのでもう何も生えてこないためです。

農場が火災の被害を受けたペニー・ミランダさんは、

「パーカー・ランチが何の責任も取らないことに、ただただ失望しています」と話しています。