【News】マウナロア山噴火!避難所開設
米国地質研究所(ハワイ火山観測所)によりますと、
ハワイ郡にあるマウナロア火山山頂のカルデラで11月27日午後11時30分頃、
噴火が始まりました。
現在、マウナロア火山の警報レベルは「Warning」(警報)に引き上げられています。
また、The National Weather Serviceは、降灰勧告を発令しています。
現在、避難命令は出ておりませんが、
特にマウナロア火山周辺地域にお住まいの方は、
万が一に備え、食料も含めた緊急持ち出し袋の準備、
避難場所の確認、家族との集合場所を事前に決める等、
ご自身でできる準備をされるとともに、
今後も最新情報の入手に努め、安全確保に十分ご留意ください。
ハワイ郡は、予防措置として以下の場所に避難所が開設しております。(11月28日午3時現在)
Ka’u at the Robert Herkes Gymnasium in Pahala
The Old Airport Gymnasium (Kailua Park) in Kailua-Kona
ハワイ郡Civil Defense Agency
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ハワイ島のミッチ・ロス郡長は、昨夜遅くから始まったマウナロアの山頂噴火について、
「警戒すべき時ではない」としながらも、住民に‘常に情報を入手し準備をするよう促しました。
早朝に行われたZoomによる共同記者会見で、郡長は、
念のため緊急事態宣言を出したが、避難命令は出ておらず、火山の斜面にある地域に脅威はないと述べました。
ハワイ火山観測所の科学担当者ケン・ホン氏は、今回の噴火がマウナロアの
モクアベオ山頂のカルデラ内に収まるのかどうか見極めようとしていると述べました。
過去の山頂噴火では周辺地域には到達していませんが、
判明するまでしばらくかかるかもしれないということです。
噴火がリフトゾーンに移行した場合、溶岩は山の斜面を急速に移動する可能性があるということです。
ハワイ郡市民防衛局の管理者のタルマジ・マグノ(Talmadge Magno)氏は、
噴火による灰と霧が南風によって飛ばされる可能性があると警告し、
呼吸器系に問題のある住民は注意し、必要であれば屋内にとどまるよう忠告しています。
ハワイ島のリゾートエリアは噴火の脅威を受けておらず、現時点では安全とされています。
ハワイ島の当局者は、9月に山の地震活動が活発になって以来、噴火に備え、住民に警告を発してきました。
郡長はハワイ郡の災害のウェブサイトを見て、より多くの情報と最新情報を得るよう住民に促しています。