【News】買い物シーズンを前に小売店が警備を強化

小売業者はショッピングシーズンの繁忙期に向けて準備を進めています。専門家によると万引き防止策も講じているようです。

ホリデーシーズンを目前に控え、ハワイ小売店舗協会のティナ・ヤマキ会長は、ピークに備え、万引き防止のために警備員や損失予防の専門家を雇用していると言い「多くの店舗が警備員を雇ったり、入り口にスタッフを配置したりと、少しづつ安全性を高めています。警備員を見ることで万引きや犯罪を抑止できるのです」と説明しました。

ホノルル警察の年次報告書によると、多くの小売業者が、万引きが増加していると主張する一方、過去3年間のデータを見ると、2019年は3,141件、2020年は2,100件、2021年は1,945件と、件数は減少しています。

ヤマキ会長は、"警察に届け出ない店舗もあるので不満が募っているのです “と話しています。

警備員を雇っている店がある一方で、シュガー・シュガー・ハワイは、他の店よりずっと厳しく、万引き犯に警告する看板を設置し、法の及ぶ限り訴追し、最先端のカメラシステムも導入しています。この店のオーナーは「1日に万引きが3件あると、1ヶ月に何千ドルもの損失になるのです」といい、「このシステムにはあらゆる種類の技術とA.I.が搭載されています。大きな投資になりましたが大きな恩恵をこうむっています」と話し、ホノルル警察とも密接に連携しているということです。

全米万引き・盗難防止協会によると、万引きは全米一の窃盗犯罪で、1日に50万件発生し、年間130億ドルの損失を企業に与えています。