【News】ハワイの学校の数学と読解の成績はコロナ禍でも安定

米のミゲル・カルドナ教育長官は、新型コロナウイルスの流行により「全米成績評価」で読解力と数学の成績が全米で低下したと発表しました。一方で、ハワイの公立学校は、4項目中3項目で比較的安定しており、中学2年生の数学だけが低下しています。

全米では、前回2019年に行われた「全米教育進捗評価」(別名「全米成績評価」)と比較して、中学2年生の数学の平均点が8ポイント(500点満点で282点から274点)、4年生が5ポイント(241点から236点)低下しました。読解では、両学年の全国平均点が3ポイント低下しました。この全米の得点には公立学校と私立学校の両方が含まれています。

その一方でハワイは全体的に一般的な傾向よりも良い結果を出しています。

ハワイの州平均成績

>> ハワイの中学2年生の数学の平均点は、275点から270点に下がりました。

>> ハワイの小学4年生の数学の平均は、239から237と下がったものの、2019年以降「変化なし」に分類されました。

>> 読解では、ハワイは4年生が218から219、8年生が258から259とそれぞれ1ポイント上昇しましたが、両学年の平均読解成績は「変化なし」に分類されています。