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【News】オアフ島の電気代は10月から上がる

HECO to customers: Expect your bill to be higher in October

オアフ島に住んでいる人への情報です。10 月の電気代が 7%上がると思ってくださ い。ハワイアン・エレクトリック社(HECO)によりますと、この料金は、石炭エネル ギーから再生可能エネルギーに移行するための短期的なコストということです。 キャンベル・インダストリアル・パークにあるハワイ最後の石炭工場が 9 月 1 日に閉 鎖されますが、ハワイアン・エレクトリック社は再生可能エネルギーが利用可能になる まで石油を使用する必要があります。

クリーンエネルギー・プロジェクトは、コロナの流行、サプライチェーンの問題、イン
フレが重なり遅れてしまいました。

HECO のスポークスマン、ジム・ケリー氏によると、燃料としての石炭を失うこと で、コストは月に 2 ドルほど高くなると予測しています。しかし、ロシアのウクライ ナ戦争により原油価格が上昇したため、そのコストは 500 キロワットを使用する一般 的な家庭で月約 15 ドル以上と推定されています。

ケリー氏は、「いつもこうなるとは限りません。オアフ島では現在 9 つの再生可能エ ネルギープロジェクトが進行中ですが、どのプロジェクトも石油を使うよりはるかに安 いコストで電気を生産できるのです。そして、これらのプロジェクトは、HECO が 温室効果ガスの排出を 70%削減するためのものです」と説明しています。 また、世界最大級の蓄電プロジェクトが、来年早々にカポレイでスタートする予定で す。日中に発電した太陽エネルギーを蓄えることができるようになり、帰宅して料理を したり、シャワーを浴びたり、エアコンを使ったりする夕方のピーク時に、石炭や石油 などの化石燃料に頼るのではなく、蓄えたエネルギーでカバーできるようになる、とい うことです。

尚、HECO は住⺠に、節約のために、屋上ソーラーの取り付けを検討し、 電化製品やエアコンの使用を制限するようアドバイスしています。