Woman attacked by Monk seal at Kaimana Beach did nothing wrong, DLNR investigation finds

オアフ島のカイマナビーチ付近の海で、２４日日曜日、

女性が、子育て中のハワイアンモンクアザラシのロッキーに攻撃されてケガをした事故について、

調査を行ったハワイ州当局は、25日月曜、

「女性は攻撃を誘発するような行為をしておらず、

モンクアザラシが水中にいたことも気づいていなかった」と、発表しました。

２４日午前８時半ごろ、カイマナビーチの150ヤード沖で女性が泳いでいたところ、

ハワイアンモンクアザラシに攻撃され、顔や腕などにケガをしました。

ハワイ州土地天然資源局によりますと、

女性の夫が滞在先のコンドミニアムから撮影したビデオには、

カイマナビーチのナタトリウム付近で泳いでいる女性が写っていて、

ビーチに向かって泳いでいたアザラシが、突然、

女性の方に向きを変えて泳ぎはじめ、

間もなく女性を攻撃する様子が写っているということです。

女性の夫は、

「事故が起きる前の８時１０分ごろ、赤ちゃんアザラシがナタトリウムに入り、

ロッキーが興奮して吠え始めた。

近くに似た５０人ぐらいの人たちが海から出るよう叫んでいたが、

妻の耳には届かなかったようだ」などと話しています。

土地天然資源局は、被害者の女性について、

６０歳のカリフォルニア州の小学校教師としたうえで、

「運悪く、悪い時間に悪い場所に居合わせた」としています。

ロッキーは、今月９日にカイマナビーチで赤ちゃんを出産し、現在、育児期間中です。

NOAA＝アメリカ海洋大気庁やHMAR＝ハワイ海洋生物管理局などが

親子に近づかないよう警告を出し、

少なくとも150フィート（およそ45メートル）離れて欲しいと呼び掛けています。