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【News】子育て中の母あざらしが子供を守るために遊泳者を攻撃

Swimmer injured after encounter with nursing monk seal mother in Waikik

24日の朝ワイキキで、<子育て中のハワイアン・モンク・アザラシの親子がいるので近寄らないように> という標識がでているにもかかわらずそこで泳いでいた女性が、母アザラシに襲われて怪我をしました。

日曜日の午前8時ごろ、ワイキキのカイマナビーチで発生したこの事故は、そこにいた人が撮影しており、その映像によると、女性が沖合約20〜25フィートのところで泳いでおり、女性が水面から頭を出すと、母アザラシが女性に突進しました。

目撃していたカート・オオツカさんは、「これは子供を守ろうとする母親の本能ですよ。気をつけて、離れなさいってみんな叫んでいました」と話しました。

もうひとりの目撃者マーカス・ファイグルさんは、女性が悲鳴をあげて怖がっていたと証言しています。海洋生物保護担当官によると、この女性は、以前からここでの危険性を警告されていたといいます。

近くにいた人が女性を引き上げました。目撃者によると、女性は上腕に怪我をしているようだったということです。救急隊員が治療のため病院に搬送しました。

目撃者のオオツカさんは、「カヤックの人が助けに来てくれなかったら、女性は噛みつかれていたかもしれない」と話しました。

モンクアザラシの母親ʻRockyʻが7月初旬にカイマナビーチで出産後、海岸には標識とロープの境界線が設置されています。

オーストラリアから来たジョディ・ニュートンさんは、「ここには、アザラシに場所を譲って下さい、立ち入り禁止という標識がでていて、とてもわかりやすいですよ」と話しました。

海洋生物保護局担当者は声明の中で、掲示された警告標識に従って、陸上でも水中でも距離を置くよう改めて注意を促しています。モンクアザラシの母子がいるときに水中に入らないように、また子供と母親アザラシから少なくとも150フィート離れるように警告し続けます」と述べています。

尚、被害にあった女性の状態や、その女性が在住者なのか観光客かなど発表されていません。現在調査が行われています。