【News】HCCCの元刑務官3人裁判で有罪判決

3 ex-prison guards found guilty in 2015 Hawaii island inmate beating

2015年にハワイ・コミュニティー・コレクショナルセンターで、

受刑者の男性が殴るけるなどの暴行を受けて大けがをした事件で、

連邦陪審員は、元刑務官の被告3人に対し有罪評決を下しました。

 

この事件は2015年6月、

ハワイ島のハワイ・コミュニティーコレクショナルセンターに収容されていた

ショーン・カリイ受刑者が、独房で殴るけるなどの暴行を受けて大けがをしたもので、

当時、刑務官だったジェイソン・タガロア被告(31歳)と

クレイグ・ピンクニー被告(38歳)、それにジョナサン・タウム被告(50歳)の

3人が起訴されました。

 

法廷での審理はおよそ3週間に渡って行われ、8日、

12人の陪審員が、2時間40分にわたる協議の末、被告らに対し、

暴行を加えて公民権を侵害した罪と、

隠匿工作をして司法を妨害した罪で有罪判決を言い渡しましました。

 

弁護側は、裁判で、「被告らは手錠を掛けようとしていた。

カリイ容疑者が抵抗したためケガをした」などを主張していました。

 

連邦司法省公民権部門のクリステン・クラーク副検事は、きのう声明を発表し、

「被告らは受刑者に対して激しい暴行を加え、

その暴力行為を隠匿するために嘘をつき、

法執行官として与えられた信頼を乱用した」と、述べました。

 

有罪となった3人は、

量刑が言い渡されるまで連邦保安官の監視のもとで拘留される予定です。