【News】コロナ感染者減少傾向も入院者数は横ばい
ハワイのコロナウィルス感染状況は、1日平均の新規感染者数と陽性率は減少傾向にあります。しかしながら入院患者数は州全体で横ばいです。
ハワイ州保健局の発表によると、直近7日間の平均感染者数は、6月22日の832人から685人に減少しました。州内の平均陽性率も6月22日の17.1%から16.5%に低下し、3週連続の減少となりました。一方、入院患者は、6月22日に報告された数は196人、今週水曜日に発表されたのは207人と増加しています。
ハワイ健康管理協会の社長兼CEOのヒルトン・レーセル氏は、「少し下がり始めたが、我々が期待している数ではなかった、もっと減り続けることを期待していたのですが……。」と話しました。
「1日に800人以上の第一線で働く医療従事者が、コロナの感染で体調を崩しています。感染者数が減少すれば、それに伴って医療従事者への影響も軽減すると考えていました。がまだ実質的には下がっていません。」と説明しています。
科学者のボランティアグループであるハワイ・パンデミック・アプライド・モデリング・ワークグループは、コロナウィルスがどのようにハワイ州内外で広がったかを分析し、渡航前の検査が緩和されるとハワイに入るウイルスが大幅に増加することがわかりました。
変異株のアルファ株とデルタ株は主に米本土から入って来ていてハワイに到着するまでに数ヶ月かかりました。一方オミクロン株は主に海外から持ち込まれ、数週間で入っていたことも明らかになりました。