【News】ワイキキのホームレス対策に予算計上

ワイキキを含むイーストホノルルは、オアフ島のどの地区よりも、ホームレスの増加率が高く、州当局は、ホームレスサービスや手頃な価格の住宅を提供する方針です。

2022年のポイント・イン・タイムカウントは、路上やシェルターにいるホームレス数を集計しているもので、オアフ島全体のシェルターに入っていないホームレス(路上生活者)の人口は、2019年からわずかに減少していますが、過去4年間で横ばい状態であることがわかりました。

ホノルル緊急サービス局内に設置されている、ホームレスに対応するThe Crisis Outreach Response and Engagement(通称CORE) は、この夏、ワイキキでの対策を計画しています。

ホノルル緊急サービス局のジム・アイルランド局長は、COREは主にダニエル・K・イノウエ国際空港とカハラの間で活動していますが、「次に進めるのはワイキキです」と述べています。ホノルル市は2023年度の予算にアフォーダブル・ハウジング(手頃な価格の住宅)のために5000万ドル以上を計上し、その一部をワイキキの不動産を購入、または公共目的のために再開発するために使うことを検討しています。

市はすでに、高級コンドミニアム“ウォーターマーク”と、最近改築されたウォークアップ・アパートに挟まれた空き家のアパート“1615アラワイ”の収用を始めています。

また州議会は、オカダトラックが所有する19の不動産を時価で購入し、より高い用途に使用するよう市に要請しています。