【News】ポットホールへの苦情は全米で2番めに多いハワイ

全米の交通研究の非営利団体TRIPが発表した最新の報告によりますと、高速道路、幹線道路、地方の道路を含むアメリカの道路の状態は、40%が状態が悪いか普通で、その結果、車の修理とメンテナンスにかかる費用はドライバー1人につき、年間平均621ドルとなっています。アメリカ国内のドライバーの総数を考えると、全体で1,410億ドルにも上ります。

アメリカ国内で、1000キロ(あるいは621マイル)につき、道路の陥没や穴(ポットホール)に関する苦情がどれだけあるかという調査では、 ハワイは道路1,000kmあたり20.6件で、ロードアイランドにつぐ二番目となりました。

ハワイは道路事情の点ではパラダイスとは言いがたく、一人当たりの走行距離は、他のどの州よりも少ないにもかかわらず、道路の整備が不十分で、ポットホールや、舗装がスムーズでなく、でこぼこで、全体の3分の1は状態がよくないということです。

ただポットホールは、冬に雪が降る地域や、一年中太陽が降り注ぐ地帯だけの問題ではなく、どこにでもあるもので水や雨の吸収、凍結、熱、摩耗などによる原因が複合して発生するものということです。

ポットホールへの苦情が多い州のトップ5は、ロードアイランド、ハワイ、ニューヨーク、マサチューセッツ、カリフォルニアでした。一方、少ない州のトップ5は、アイダホ、ワイオミング、モンタナ、ニューメキシコ、サウスダコタ、アイオワでした。