【News】マウイ島で子供の急性肝炎1件確認
CDC investigating 100+ cases of unexplained hepatitis in children; 1 case reported on Maui
欧米などで感染が広がる原因不明の子どもの急性肝炎について、CDC=アメリカ疾病対策センターが109件の症例を確認していますが、ハワイ州保健局はマウイ島で急性肝炎が1件確認されたと明らかにしました。
ハワイ州保健局によりますと、マウイ島で急性肝炎が確認されたのは10歳未満の子供です。4月末(すえ)に、腹痛や発熱の症状が出て、現在、病院に入院しています。
感染源は特定されておらず、州保健局がCDCと協力して感染の原因などを詳しく調べています。
原因不明の子供の急性肝炎は欧米などで広がっていて、アメリカ国内では、24の州とプエルトリコで109件確認されました。
このうち90%以上が入院したほか、14%に肝移植が必要となり、5人が死亡したということです。
患者の半数以上から、のどの痛みや下痢などを起こすアデノウイルスが検出されたということです。ただ、アデノウイルスが原因かは分かっておらず、CDCが関連を調べています。