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【News】ホノルル市高架鉄道の利用客数が減少する見込み?!

Plan to shorten rail route could shrink ridership by thousands

ホノルル市高架鉄道について、ホノルル市当局は運行区間の短縮を計画していますが、1日当たりの利用客の数が減少する可能性があることが「ホノルルシビックビート」の調査で明らかになりました。

ホノルル・シビック・ビートが、きのう発表した最新の調査結果によりますと、鉄道開通後の2030年の、(ウイークデーの)1日当たりの利用客数は、およそ8万4000人と推定されています。

当局が運行区間の短縮を計画する以前のアラモモナまでの20マイルの運行計画では、1日当たりの利用客数が10万人と推定されていました。

また、それ以前の2012年の調査によりますと、1日あたり12万人が鉄道を利用すると推定されていました。

ホノルル市高架鉄道を巡っては工事が遅れていることなどから、建設費が当初の想定よりもはるかに膨らむことが明らかになり、改めて、計画の見直しが検討されています。

ホノルル市のブランジアーディ市長は、新たな計画案として、カカアコまでの短い運行ルートを提案していて、連邦政府の資金を確保した上で、建設費を100億ドル未満に抑えたいとしています。ブランジアーディ市長は、「ハワイ大学までの運行を望んでいるが、現在のホノルル市の財政状況では不可能だ」としています