【News】児童福祉制度を強化

昨年発生したイザベラ・カルアちゃん6才の殺人事件で、里親が殺人容疑で起訴されました。これを受けて、児童福祉制度child welfare systemの大幅な強化を目的とした法案が提出され、ハワイ州議会で承認されました。

上院 保健福祉委員会の委員長であるJoy San Buenaventuraジョイ・サン・ブエナベンチュラ上院議員は、「私は、(過去に発生した)ピーター・ボーイ・ケマちゃんやアリエル・セラーズちゃんのような事件をこれ以上見たくない。あらゆる支援によって、そうならないことを望んでいます」と強調しました。

下院の保健・福祉・ホームレス委員会の委員長であるライアン・ヤマネ州議員は、この法案には調査権限の拡大が含まれていると説明しました。例えば教師、隣人、同僚などから、その家庭での子供の安全性について報告があった場合、当局はその家庭を監視し、継続して安全性を確認する必要があります。さらに最大800万ドルが福祉局の財源に充てられ、介護者や里親の募集並びに訓練や支援に使用されるということです。