【News】ワイキキで発砲死亡事件

ホノルル警察によりますと、19日(土)の夜、ワイキキで20歳の男性が口論の末に撃たれ死亡した事件で、20日(日)の午後、容疑者が自首し警察に拘束されました。容疑者はジャスティス・マヌマロ・カイオ(19才)です。

事件は、土曜日の午後10時頃、カラカウア大通りとルワーズストリート付近の歩道で二人が口論となり、容疑者が銃を取り出して被害者を撃ったとされています。ふたりは知り合いで、撃たれた男性は病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。カイオ容疑者は 日曜日の午後215分頃にアラパイ警察署に出頭したということで第二級殺人容疑で勾留されています。

オアフ島では最近銃撃事件が多発しています。金曜日の朝には、タンタラスで18歳の若者が強盗に襲われ、死亡しました。また木曜日の夜には、チャイナタウンで22歳の男性が撃たれ重体となっています。

最近の銃事件は、ハワイの銃規制が厳格であるかどうかという議論を巻き起こしています。『American for Democratic Action Hawaii』のジョン・ビッケル代表は、「もし何らかの問題若すぎること、訓練を受けていないこと、暴力的な傾向があるなら、そうした人に銃を制限するべきだ」と述べました。しかしながら、ハワイ・ライフル協会のカイノア・カク会長は、「ハワイでは21歳になるまで銃を所持できないし、許可証の申請もできない、銃の登録もできないのです。つまり、実際問題として銃規制は機能しないのです。なぜなら、これらの犯罪を犯しているのは、犯罪者やモラルの低い人たちだからです」と話しました。