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【News】最低賃金引き上げに関する世論調査結果

ハワイ州世論調査2022の内容が発表されました。最低賃金の引き上げについて、「現在の州の最低賃金である時給10.10ドルを引き上げることに賛成ですか、反対ですか?」という質問に対し、住民の4人に3人、つまり77%が、現在の時給10.10ドルから最低賃金を引き上げることに賛成していることがわかりました。一方19%が引き上げに反対し、4%がどちらとも言えないという結果でした。

ただ最低賃金の引き上げ幅をめぐっては大きな隔たりがありました。引き上げを支持する人の多くは、議員たちが提案しているほど高くない引き上げに賛成しています。

立法府で審議中の2つの法案は、2026年または2027年までに最低賃金を段階的に18ドルまで引き上げることを提案しています。世論調査の結果、最も多かった最低賃金の水準は、時給15ドルで、49%でした。時給18ドルの最低賃金を支持した人の割合は16%、時給20ドルを支持すると答えた人は9%でした。

一方、最低賃金引き上げの反対派は、主に企業オーナーで、その中には、ハワイ食品製造業協会や全米独立企業連盟も含まれています。ハワイレストラン協会は、5年かけて段階的に引き上げ、2027年の初めには時給15ドルにすることを提案しています。

また、住宅価格が過去最高水準に上昇し、一般的に生活費が高いことで、ハワイ世論調査の回答者の42%が、2021年に自分または自分の世帯の誰かがハワイからの移住を検討した、と答えています。