【News】ハワイ島で隔離施設不足

検疫・隔離施設は、州が各郡に責任を譲って以来、その数が激減しています。ハワイ州保健局は、昨年、12月31日をもって州全体の隔離検疫施設の運営を停止すると発表しました。これは、デービッド・イゲ州知事が、パンデミックの緊急事態管理の直接の責任を各郡に移すと宣言したためです。

ハワイ郡では、オミクロン株の発生以前から隔離施設が減少していましたが、現在は更に減少し、公的に提供された隔離施設はもはや利用できないところもあります。カオヒマヌ・ダン・アキオナ医師は、ハワイ島で陽性患者を収容するのに苦労しています。ホームレスのための非営利団体ホープ・サービス・ハワイの医療ディレクターであるアキオナ医師は、病院を退院しても行き場のない人もいると話しています。

尚、ハワイ州保健局は、デルタやオミクロン株は感染力が非常に強いと警告するとともに、自宅で自己隔離することを推奨しています。