【News】学校の感染者報告に誤り
ハワイ州内の多くの学校で、新型コロナウイスルスの感染者数の報告作業にミスがあったことが分かり、ハワイ州教育局のキース・ハヤシ局長代理が、上院歳入委員会と教育委員の合同会議で謝罪しました。
ハヤシ局長代理は、その上で、報告作業を行う人員不足がミスの原因だと説明し、「感染者数の追加・訂正を行うとともに、追跡調査を進めている」と述べました。
ハワイ州教育局によりますと、州内の41の学校で、少なくとも去年12月から、法律で毎週義務付けられている報告作業が行われず、教育局のダッシュボードに、教職員や生徒の感染数が掲載されていなかったということです。
一方、教員組合によりますと、ワイアナエ高校など生徒数の多い学校では去年10月から、そのほか一部の学校では、去年8月から、報告作業が行われていなかったということです。
ハヤシ局長代理は、「現在、州の学校では、オミクロン株の感染者が拡大している。作業にミスがあったことを謝罪するとともに、感染者数の誤りについて追加・訂正を迅速に進めている」としています。