【News】10歳の女子児童が逮捕された事件、警察が見解発表
HPD defends actions of officers who arrested 10-year-old girl for offensive drawing
島ワイパフの小学校で去年1月、警察が10歳の女子児童を逮捕したことについて、ホノルル警察は、4日、警察のとった行動は合理的だったとする見解を発表しました。
ACLU=自由人権協会と家族側の弁護士は、児童の権利が侵害されたなどと主張しています。
2020年1月、オアフ島ワイパフのホノワイ小学校で、黒人の10歳の女子児童が別の児童の保護者を怒らせるよう絵を描いたなどとして、警察に逮捕されました。
ACLUは、女子児童が手錠をかけられて逮捕され、保護者の立会いなしで刑務所に拘留され尋問を受けたなどとして、権利が侵害されたと主張しています。
この問題は、メディアなどで広く報道されていて、児童の母親は、「逮捕は人種問題が要因だ」と、訴えています。
警察は、問題となった絵に関する内容については発表はしていません。
ACLUは、方針変更や補償を求める書簡をホノルル警察とハワイ州教育局に送り、今月8日までに返答するよう求めています。