【News】ワイキキ火災は放火と断定
ホノルル市消防局は、日曜日の朝ワイキキで発生したサーフボードラックが全焼する火災について「放火」と判断し、18日、ホノルル警察に捜査を引き渡しました。
消防署によると、昨年と今回の2回の火災で合計500本のボードが焼失、ワイキキ・ビーチサイド・ビストロとモアナ・サーフライダー・ホテルの両方の外装に大きな被害がでました。幸い、ホノルル警察所の被害は最小限にとどまりました。消防によりますと、火災による被害総額は65万ドル(約7400万円)と推定されています。内訳はサーフロッカーが10万ドル、ロッカーに保管されていたサーフボードが30万ドル(およそ3400万円)、隣接する建物の被害が25万ドルです。
この火災は、日曜の午前11時18分頃発生し、ホノルル消防署から30数名の消防士が消火にあたりました。炎はサーフボードラックと売店エリアにとどまり、正午過ぎに鎮火しました。負傷者はいませんでした。
尚、ホノルル警察は、午前11時48分、現場付近で43歳の男を放火の疑いで逮捕しましたが、夜9時半ごろに釈放されました。
このサーフラックは、昨年2月にも火災で焼失しています。その火災も放火によるもとの断定されたものの逮捕者は出ないままに終わっています。