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【News】ネイティブハワイアンの感染者を減らすプロジェクト

ハワイ州のデータによりますと、7月1日以降の新規感染者のうち、ネイティブハワイアンの感染者が27%を占めています。

ハワイ先住民評議会のメハナ・ハインド氏は26日行われた会見で、「ハワイアンのワクチン接種率が低く、感染者数が多いことを見逃すわけにはいかない」と主張しました。ハワイアンの接種率を高めるため、アリイ・トラスト、ハワイ州庁、クイーンズヘルスシステム、ハワイ大学ジョン・A・バーンズ医学部の代表者を含む連合がキャンペーンに加わりました。クイーンズヘルスシステムズのジェラード・アカカ医師は、「より多くのハワイアンがワクチンを接種することができれば、感染率や症例数が下がるでしょう。死亡や入院も減るでしょう」と話しました。この計画は、地域の接種クリニックを増やし、へき地での支援活動を強化すること、ワクチンに関する誤った情報に対応し、正しく伝えて行くことが必要だとしています。

米下院のカイ・カヘレ議員は、「ワクチンを受けたくない、政府を信用していない、ソーシャルメディア上の誤報を信じている人たちがまだ多くいます」と述べています。