【News】3歳の女の子が死亡した事件で祖母がハワイ州当局を提訴 虐待保護を怠ったと訴え!
Utter failure’: Grandmother of murdered toddler sues state over handling of child abuse reports
去年6月、オアフ島のカポレイのタウンハウスで、当時3歳の女の子が死亡した事件で、女の子の祖母がハワイ州を相手取り裁判所に訴えをおこしました。
女性は、州当局が虐待を受けた子供に対する保護を怠ったと訴えています。
去年6月、カポレイのタウンハウスで、当時3歳だったサライ・ペレス・リベラちゃんが死亡しました。
そして今月、サライちゃんを虐待したとして25歳の母親と交際相手の34歳の女が殺人や暴行、誘拐などの重罪で起訴されました。
2人は、ほかの兄弟3人への虐待罪にも問われていて、保釈なしでオアフ・コミュニティー・コレクショナル・センターに勾留されています。
ハワイ州を相手取り訴えを起こしたのは、サライちゃんの祖母のレア・シュナーベルさんです。
弁護士によりますと「ハワイ州福祉局がリベラちゃんの保護を怠った。残された孫たちを保護して欲しい」と訴えています。
弁護士によりますと、シャナーベルさんは、サライちゃんが死亡する前から虐待を受けていたにもかかわらず、州福祉局がサライちゃんら4人の子供たちの保護を怠ったとしています。
死亡したサライちゃんの体には、鈍器によるとみられる複数の傷痕が確認されました。
シュナーベルさんは、サライちゃんが死亡する4か月前の去年2月、児童福祉サービスのホットラインに電話をして、サライちゃんが虐待を受けているのではないかとの趣旨の話を伝えていたとしています。
訴えを受けてハワイ州福祉局は、メディアの取材に対し、「子供が亡くなったことを悲しんでいる。係争中の訴訟についてはコメントできない」としています。