【News】性的暴行殺人未遂事件で無罪
Michael Hirokawa found 'not guilty’ in 2020 attempted murder, rape of Chicago woman
2020年11月、オアフ島のダウンタウンのコンドミニアムの一室で、女性に性的暴行を加えたうえ殺害しようとしたなどとして、性的暴行罪や殺人未遂の罪に問われた被告の裁判で、陪審員は、31日、無罪評決を出しました。
無罪評決を受けたのは、マイケル・ヒロカワさんです。
マイケル・ヒロカワさんは、2020年11月、ダウンタウンの自宅のコンドミニアムの一室で、飲食店従業員の女性に性的暴行を加え、首を絞めるなどしたとして、性的暴行罪や殺人未遂罪など複数の罪に問われました。
女性は、当時、ホノルルの飲食店に勤務していて、店を訪れたヒロカワさんと知り合ったとされています。
裁判で、検察側は、「女性は、被告の自宅を訪れてワインを飲み、その際、性的暴行を受けた。死にそうになるまで首を絞められたり、踏みつけられるなどの暴行を受けた」などと主張しました。
一方、弁護側は、「鑑定の結果、ワイングラスから幻覚作用のあるLSDなどの薬物が検出された。被告は、ワインを飲んだあと、記憶がなくなった。薬物は女性が被告に飲ませた」などと、無罪を主張しました。
31日、ハワイ州巡回裁判所で評決の言い渡しが行われ、陪審員らは、起訴された全ての罪について、無罪評決を出しました。
評決のあと、ヒロカワさんは、裁判所に集まった支援者らと抱き合い、「よかった」などと涙を流していました。