【News】警察官による発砲で死亡した少年の身元公表
5日の夕方にマカリー地区で発生した少年らの死傷事件で、死亡した少年の身元が公表されました。
6人が乗った盗難車を運転していた少年で、警察による発砲を受けて死亡したのはアイエアのアイルマンバー・サイキャップ16才で、警察によりますと、サイキャップはこれまでに30回を超える逮捕歴があるということです。ホノルル検死局は、6日、調査が行われているため、少年が死亡した状況についてまだ詳細は発表できないとしています。
この事件では、死亡した少年の他、助手席に乗っていた18才のマーク・サイキャップ容疑者は発砲を受けて重体ですが、第1級殺人未遂、薬物販促と第二級車上荒らし・窃盗容疑で逮捕され、ケアリイ・N・フェルナンデス21才は、第二級車上荒らし・窃盗容疑で起訴されました。
この事件では、3人の警察官が7−8発、発砲したと見られています。6人の少年らが銃を所持していたかどうかは不明で、車内で銃を見たという警察官がいますが、車がフェンスに激突してカラカウア・キャナルに落ちる前に捨てられた可能性もあるとして周辺の捜索が行われましたが発見されていません。
ホノルル警察は、発砲した3人の警察官のボディカメラを見直していますが、昨日もこの事件に関して メディアの質問に応える記者会見は行われませんでした。スーザン・バラード署長は、この事件は大変複雑で調査には数ヶ月を要すると話しています。