【News】第10回エディを制したのは現役ライフガード
22日(日)エディ・アイカウ・ビッグウェーブ・インビテーショナルがワイメアベイで開催されました。優勝したのは、ノースショア育ちでホノルル・オーシャン・セーフティのライフガードをしているルーク・シェパードソン選手(27)で、90点満点中89.1点を獲得し、ディフェンディング・チャンピオンのジョン・ジョン・フローレンスを抑えて優勝しました。
このコンテストを開催するには、ワイメアベイの波が常に約40フィート(ハワイ式でいうと約20フィート)相当あり、適切な風の状態であることが条件となります。ハワイの伝説的なビッグウェーブサーファーでありライフガードのエディ・アイカウにちなんで名付けられた「ザ・エディ」は、22日、38年の歴史の中で昨日が10回目の開催となりました
前回のエディは2016年に開催され、その時はジョンジョン・フローレンス選手が優勝しました。今大会ではジョンジョン選手は2位でした。この大会で複数回優勝した人はいません。
今年招待されたのは、補欠を加えた計40名のサーファーで、5ヒートずつの2ラウンドでサーフィンを行い、各選手は各ラウンドで最大4本の波に乗り、8本のうちベスト3がスコアに加算されました。
今回、史上初めて女性が招待され、6名が出場しました。アンドレア・モラー選手は、「ザ・エディ」で競技の波に乗った初の女性として歴史に名を刻みました。
優勝したルーク・シェパードソン選手は、「勝つとは思っていなかったけれど、“勝てるからここにいるんだ”と自分に言い聞かせました。ものすごく怖かった、波は巨大だったし、、でもエディの一員になるという夢がかなった」と涙を浮かべて喜びました。
尚、ルーク・シェパードソン選手は、昨日はライフガードとして働いていたため、優勝後はまた仕事に戻ったそうです。