【News】血液バンク献血量が足りません!
Blood bank reports critical shortage in all blood types
ハワイは、デルタ株の驚異などにより、献血量が激減し、
最も需要の多い血液型が一日分にも満たないほど不足しています。
通常、秋は採血に適した季節ではないということですが、
血液バンクによりますと、
9月の献血量は年間の月平均に比べて20%減少し、800回分不足しています。
さらに、2019年と2020年に比べて、寄付金は約15%減少しています。
血液バンクのCEOであるKim-Anh Nguyen氏によると、
不足している血液型は多岐にわたっているということです。
「通常、ハワイ州では1週間分の血液を供給することを目標としていますが、
この2週間、9月中旬から不足し始め、
今日からはすべての血液型が不足しています。これは異常なことです」
と話しています。
不足しているのは、緊急輸血や免疫不全の乳児に使用される
ユニバーサル血液型であるO−ネガティブが1日分にも満たないことで、
最も一般的な血液型であるO-ポジティブについては、
8時間分しかありませんでした。
つまり、午後になっても何も入ってこなければ、
棚はカラになるということです。
また、O型に次いで多いA型も1日分を切っています。
Nguyenさんによりますと、血液バンクには通常100人分、
多いときには300人分が用意されていますが、
「ここ数日は30人分しかありません。これは非常に珍しいことで、
怖いのは、交通事故が起きたときに輸血を求められても、
我々には何もできないということです、と話しています。
血液バンクは、州内にある18の病院とグアムの病院にも血液を提供しています。
安定した在庫を維持するには、週7日、
1日平均150人のドナーが必要ですが、それが実現していない状況です。
血液銀行は、オアフ島は、ディリンガム·ブルバードとヤング·ストリートのドナー·センターと、
ワイケレ·センターの献血車の3カ所があります。
引き続き、オアフ島の3カ所に加え、
10月15日からはウィンドワード·モールに週7日の献血サイトが開設され、
11月にはマウイ島でも血液バンクの運営が再開される予定です。